こんにちは、PanasonicリフォームClub㈱ナカムラです。
今回は、浴室のリフォームをする際、システムバス選びはどういったところに着目するべきかについてご紹介します。

システムバスとは、床・バスタブ・天井や壁、それぞれのパーツが工場でつくられ、現場で組み立てる浴室工法です。工期が短く、近年では断熱性やお手入れのしやすさが備わっており、一般的になってきています。

システムバスを導入する際は、基本的な性能に、どういった機能を追加していくかという視点で選ぶことになります。

・ 浴室のサイズ
浴室のサイズは1坪が最も多く採用されていて、浴槽と洗い場のスペースはほぼ均等になります。1坪以上にすることで、大きい浴槽や広い洗い場の確保が可能になります。

・ 浴槽や浴室内の保温性
最近では、浴槽や浴室の保温機能も充実しています。浴槽は魔法瓶のように二重構造でお湯が冷めにくいものや、浴室は断熱性のある素材、床暖房、浴室暖房機など、暖房器具の導入も可能です。高齢者に多い、冬場のヒートショック対策にも検討されます。

・ 掃除のしやすさからみた素材選び
排水溝の汚れや水垢対策、カビの発生防止に、素材選びは不可欠です。よごれの付きにくい浴槽や床、目地のない壁、換気乾燥機の導入で家事を軽減することもできます。

・ その他
リラックス空間として、落ち着いた照明、ジェットバス、映像や音楽を楽しむ機器の設置などのこだわりも、取り入れることができます。

システムバス選びの際は、事前にゆずれないポイントをおさえておくことで、より理想的な浴室環境づくりができるようになります。